登場人物

嶋田悦男 北上店 入社15年目

佐々木昭広 北上店 入社7年目

細田玲奈 盛岡店 入社2年目
鈑金の仕事って「職人の世界」というイメージがありますが、実際の職場の雰囲気はどうなんでしょうか?

シビアな作業が多いので、集中して黙々と車に向かっている時間が多いですよね。そういう場面は職人の世界みたいに見えますかね。

たしかに、鈑金センターでは嶋田さんと私の二人で作業をしている事が多いですけど、二人とも自分の世界に入っている事が多いですね。とはいえお互いに話しかけづらい感じでもなくて、居心地は良いです。
私自身も話すのが好きなので、簡単な作業をしている間は他のスタッフさんの話とか趣味の話とかしてますよね。

そう、良い意味で「イメージと違う」と思われる現場だと思いますよ。

私から見ても鈑金のメンバーは明るく接して頂ける方という印象です。
私は店舗が違うのでお二人とはお電話でお話する事が多いですけど、お二人とも対応が優しい!

良かったです。お墨付きをいただきました。

(笑)

盛岡店からのお仕事は基本的にフロント接客担当の細田さんから回していただきますけど、いつもお客様へ丁寧にヒアリングしていただいているので助かります。
そんな皆さんが、きたかみ自販で働いてみて感じた魅力を教えていただけますか?

鈑金の仕事は定期的に必ず発生するものではないので、たまたま依頼が重なる事も珍しくないんですが、ある程度1日の仕事量が均一化されている職場だと思います。

依頼が立て込んでしまった時にフロントの皆さんがお客様と納期について相談していただいて、現場がパンクしないペースで入庫してもらえるようにしてくれているおかげですよね。

なるほど!納期に関しては伝え方一つでお客様との信頼に大きく関わるでしょうから、やはりフロントの方々はプロですよね。

そう言っていただけると嬉しいです!そうは言っても、無理を聞いていただいたときも何度もありましたよね。
忙しい中でもお二人が妥協せずに仕上げていただいた車には皆さん喜ばれてますよ。

どんなときもこちらの都合で品質を下げてしまうような事はしたくないですからね。
今でこそご自身の仕事に誇りを持って活躍されている皆さんですが、入社前や入社直後は不安な事もありましたよね?

そうですね。前職よりも大きな会社だったので、忙しくてスピードについていけなかったらどうしようと不安を感じていたかもしれないです。
実際入社したてで依頼が続いて慌てた時もありましたけど、嶋田さんに次々フォローに回っていただいてとても助けていただきました。

私は、最初は専門知識がないことが不安でした。お客様から「この修理はどれくらい時間がかかるの?」と聞かれただけでも全て確認しないといけなくて…。
でも、お二人が居る現場に確認の連絡を入れるたびに、いろいろと勉強させてもらっているので今では知識もつきました。

細田さんの不安はよく分かりますよ。鈑金の内容ってお客様と会話をするだけでなく、実際に傷を見ないとどこまでの作業が必要か正確に分からないし、見積もりを出すのも簡単じゃないですよね。でも、少しずつ経験を積んでいけば、パターンが分かるようになってくるし、色んな依頼を見ながら覚えていくのが一番だよね。

そうですよね。最初は「こんな小さい傷でここまで塗装してるんだ」とか、驚くこともありました。でも、段々と鈑金の奥深さが分かってきて、今はもっと知りたいと思うようになりました。
では、最後に今後の目標や挑戦したいことを教えてください!

僕は、もっと細かい技術を極めたいですね。特に、より精度の高い修理を目指して、どんな傷でもお客様に満足してもらえる仕上がりを追求したいです。

私はせっかくの現場の対応力の高さがお客様に伝わるよう、もっと安心していただける接客を目指したいです。さらに知識もつけて、お客様が「ここに任せて良かった」と思えるような対応をしていきたいですね。

これからも、後輩が育ちやすい環境を作っていきたいですね。技術を学ぶのはもちろん、鈑金の仕事が楽しいと思ってもらえるような職場にしていきたいです。
今日は貴重なお話をありがとうございました!