登場人物

杉山昌孝(店長) 盛岡店 入社8年目

猪原甲貴(工場長) 盛岡店 入社4年目

吉田友之(専務) 北上店 入社19年目
まず最初の質問ですが、部下を持つ立場として皆さんが大切にしている事を教えてください。

私は、部下が伸びる育て方を目指してコミュニケーションを取るようにしています。例えば部下がミスをしてしまった場合、声をあげて叱る事はしません。なぜそのミスが起きてしまったのかを一緒に振り返って対策を見つけてもらうようにしています。一方で、誰かがお客様から感謝の言葉をいただいたり良い成果を上げた時は、その努力をしっかりと認めて他の皆も巻き込んで喜ぶようにしています。

ミスした時に次に繋げられるように出来ているかは重要ですね。経理の皆も、ほんのうっかりミスがトラブルに発展する事もあるし、もしミスしたらすぐに対処できるようしっかり報告・他の皆への共有をするよう伝えてます。

誰でもミスをするし、完璧なやり方なんてありませんからね。大事なのは次からは上手くいくと思えるように仕組みで解決する事だと思います。ほんの小さい事でも自分の中で上手くいく仕組みが増えていく事が成長になるのかなと。

上手くいった時もそうですよね。たまたま上手くいったで終わらず、何が良かったのかを考えて再現性を高めたり、他の人が同じことを出来るようにしていく事で強いチームになっていくと思います。
吉田さんが大事にしている事は何ですか?

私は、従業員に対する目配り・気配り・足配りの3つを意識するようにしています。どうしても皆デスクに向かって黙々と作業をしている時間も長いので、そのままにしていると自然と会話が減ってきてしまうのかなと思っているんです。適度に会話しやすい雰囲気でないとちょっと相談したい事がある方がいてもなかなか声をあげづらかったりするじゃないですか。

たしかに、適度に会話が生まれる相手の方が困ったときにその人に相談しようってなるし、上司がそんな存在だと働きやすいですね。吉田さんの気配りはまわりから見ていても感じていましたが、やっぱり意識されてるんですね。
猪原さんはどんな事を意識されているんですか?

一番は、自分の意見を押しつけず、周りの意見をしっかり聞くことを大切にしています。自分が持つ経験を活かすのも大事なんですけど、杉山さんも仰っていた通り完璧はないですからね。「いやいやこうでしょ!」って思わず言ってしまいそうな時もありますけどね(笑)
そんな思いで皆さんが働いているきたかみ自販について、あなたが思う魅力を教えてください。

県内トップの売上を出す会社で働ける事はやはり刺激になります。会社の売上っていうものさしで見ると具体的なイメージが湧きづらいかもしれませんが、たくさんのお客様と出会えて、たくさんのお客様の笑顔を見る事ができる会社と思ってもらうと魅力に感じていただけるんじゃないでしょうか。

たくさんの笑顔を見る事ができるっていうのは素敵な表現ですね。私は、今後も伸びそうな会社であるというところに魅力があると思います。会社があれこれ試行錯誤して成長している時って色んな経験ができるので、働いている自分自身もとても成長できますしね。

そうですね。私はすごく特徴的だなと思う風潮があって、別の部署でやっている仕事でもサポートしようとする社員が多いと感じています。自分の仕事で手一杯なはずなのに、困ってたら声をかけてあげる人が多い会社ってなかなか無いよなと。自然と皆持ちつ持たれつでやっているからこそなんだろうなと思います。
では、今の役職に就いてから皆さん自身が努力していると感じる事はありますか?

一番力を入れているのは「部分最適ではなく、全体最適化を図ること」です。例えば、ある部署が売上を上げるために打った施策が、他の部署の負担が大きすぎて回らなくなり、バランスを崩して成果が出ないなんてこともありますよね。一部の誰かではなく、組織として勝てるようにしていきたいです。

杉山さんいつも皆の事を考えてくれていてありがとうございます。
私はまだこの立場になって間もないので、まずは毎日の仕事でミスがないように必死ですね。あと、パソコン業務に慣れていないので苦労しています(笑) 日々練習して少しずつこなせるようになってきました。

私は、まず病気にならないように努力しましたし、今もしていますね。やはり会社のお金の面や整備の受け入れ、その他問い合わせ対応等々は、私がお店にいないと業務が滞ってしまったり、社員が困ってしまいます。基本的な事なんですが、責任を引き受けている分より気を付けるようになりました。
最後にあなたが担当するチームを、今後どのように成長させていきたいかお聞かせください。

プロ意識を各自が持っているチームにしていきたいです。知識を増やす事、今までの当たり前を改善する事、仲間や仕事そのものに向けた気配りなどがプロ意識に繋がると思います。誰かの号令ではなく、自ら進んで行動に移すようなチームにしていきたいです。最終的には仕事を通して、スタッフ皆がハッピーになっていただきたい。

一人ひとりがプロ意識を持っているかどうかは、お客様の視点で見てもわかりますしね。私のチームも整備のスペシャリスト集団として成長させていきたいです。一人ひとりが特技を持ち、全員が国家資格を持ち、「ここは俺にまかせろ」と仕事を楽しんでくれる社員であふれさせたいです。
杉山さんの考えはどうですか?

私は、変化を恐れずに、対応し続けられるチームにしていきたいです。去年まで定番で売れていた車種のトークも、毎年やっている施策も来年には通用しないかもしれない。皆にはその状況を楽しんでほしいです。仕事が楽しくなる時は、いつもの仕事に慣れた時ではなく、新たに何かチャレンジした時だと思うので。

最後の言葉が刺さりますね。整備に関しても車の進化に合わせて常にインプットする事がありますが、答えを知らない新しいクイズを出された時ワクワクするように、楽しんでチャレンジしていきたいですね。

この先も協力して盛り上げていきましょう!
今日は貴重なお話をありがとうございました!